圧力鍋を正しく使いましょう!
圧力鍋は調理時間の短縮やガス代の節約など、とても非常に便利な調理器具ですが、使用方法などを誤った場合、事故のリスクが高い調理器具でもあるようです。
調理中に、圧力鍋が爆発して蓋が飛び、調理していた人が顔に大きな火傷を負うような事故も過去には発生しているようです。
命にかかわる可能性もありますので、注意事項などをご紹介いたします。
事故の原因
1.構造上の欠陥
構造上の欠陥により、蓋をロックするピンやレバーに問題があり内部の圧力が分かりにくく、圧力が高い状態で蓋を開けると蓋が外れるという危険性があったと言うものです。
メーカーのリコールなども注意が必要です。
2.使用方法
利用者の使用方法に問題があり、事故につながるケースも多いようです。
・圧力鍋のフタを完全に密閉していなかった。
・禁止されていた食材を入れて調理してしまった。
・ノズルが汚れたまま調理してしまった。
これらの事故を防ぐために
・普段よりも長く加熱しても蒸気が出ないときは、火を止めて様子を見る。
・注意が必要な食材、例えば、一定量以上の豆、ルウなどの粘度の高いもの、油
・都度掃除を行い、ネジのゆるみなどの不備がないか日常的に点検する。
お手元の取扱説明書を今一度、確認しましょう。
そして、万が一、異常に気付いた場合には、すぐに蓋を開けず、冷めるまで待つことも大切です。