台風の季節がやってきます。
台風が近づいてからでは遅いので、今のうちから、点検や対策を考えておくことが大切です。
台風の被害も様々ですが、被害を最小限に押さえるために出来ることを一例として挙げます。
1.強風で物が飛ぶ危険
物干し竿、ベランダのゴミ箱や、家庭菜園のプランターなどの対策をしましょう。
(1) 物干し竿は、下ろして固定する。洗濯ハンガーなどの小物は全て部屋の中に片づける。
(2) 家庭菜園のプランターや植木鉢で小さいものは、風で飛ぶのを防ぐため室内へ移動させます。
室内に取り込めない大きな鉢は横に倒したり、複数の鉢を一括りにまとめて重しを結びつけたりして固定させましょう。
2.ベランダの排水口がつまり、漏水事故が発生
(1) ベランダやバルコニーは、数cm水が溜まっただけでも雨漏りにつながることがあります。
(2) ゴミや枯れ葉などで排水が悪くならないように、日頃から清掃をしておく必要がありますが、
特に台風に伴う豪雨では流水量が大きく、漏水事故につながりやすくなります。
(3) ゴミだけではなく、床面などに敷いていた人工芝が劣化していて排水口を詰まらせるケースもありました。
マットは劣化などは日頃から点検をしておく必要があります。
(4) 防災のために壁際に寄せたものが排水溝をせき止めてしまっていないかも確認が必要です。